このイベントが他のアートをテーマとした祭典と異なるのは、デジタル表現や先端技術を用いたメディアアートのほか、アニメ、マンガ、ゲームなどエンターテイメント性のあるコンテンツなど、既存の文化の枠組みにとらわれない作品を対象としているところにある。
第13回文化庁メディア芸術祭では、54の国と地域から2592作品応募があり、会場では受賞した作品を中心に180点の優秀作品が展示・上映されている。
今回は、各部門の大賞作品を中心に、会場で注目を浴びていた展示作品を紹介しよう。
また、マンガ部門で大賞を受賞したのは、「月刊アフタヌーン」(講談社)にて連載中の幸村誠氏の「ヴィンランド・サガ」。多彩な登場人物を描き分ける力量や壮大な歴史ドラマに発展していく目の話せない王道マンガといえる展開が受賞のポイントとなっている。会場では、両作品の生原稿や参照資料などが展示されていた。
また、今回功労賞にゲームクリエイターの宮本茂氏、特別功労賞に故金田伊功氏が受賞されている。両氏ともゲームやアニメの世界において多大な貢献をされた方であることは言うまでもない。会場では設定資料や直筆のノートなどが公開されており、創作に対する熱い思いを直に感じ取ることができる。
会場では、今回紹介したほかにも、様々な展示物や受賞者によるプレゼンテーション、映像作品の上映などが行われている。体感できるアートを楽しんでみたい方は、足を運んでみてはいかがだろうか。
■ 第13回文化庁メディア芸術祭
- 会期:2010年2月3日(木)-2010年2月14日(日) (休館日 2月9日)
- 時間:10:00~18:00 (金曜は20:00まで)
- 会場:国立新美術館
- 問合せ先:CG-ARTS教会内「文化庁メディア芸術祭事務局」
- http://plaza.bunka.go.jp/
- フリーダイヤル 0120-454-536 (会期中)
- 03-3535-3501 (会期後)
【ライター/UG-K (イイ・アクセス)】
UG-K氏の記事は、原則として隔週金曜日に公開します。
次回は2010年2月19日(金)の予定です。ご期待ください!











