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梅雨のユウウツ感を吹き飛ばすアクションFLASHムービー

ジメジメした日が続くこの時期、毎日雨に濡れながらの通勤・通学はイヤなものです。
今日はそんな梅雨のユウウツ感を吹き飛ばすアクション系Flashムービーを紹介したい。


bloody angel

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惑星間の戦争の中から生み出された自己成長型超兵器により敵だけでなく味方までもが壊滅状態に追いやられてしまう。超兵器を破壊するため科学者たちにより開発された一体の女性型アンドロイド「bloody angel」は、超兵器の中枢核を破壊するために単身飛び立つ。同じ科学者たちによって生み出された者同士が戦う一種の自己犠牲にも見える彼女の戦いぶりからは、あとに戻ることができないという悲壮感すら感じられます。

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荒廃した地上の景色から始まるこの作品は、セルアニメ調の絵柄でアンドロイドの女の子が戦う様子に注力しています。
「とにかく好きなように作りました。今、ウェブ系アニメーションでは、こういうのは作りにくい状況になっている気がするので」。(じゅんじゅん氏)
ストーリーや音楽など作品全体の総合力が求められている最近のFlashアニメにおいて、アクションに着目した作品は、完成度を高めるうえで今後ますます重要になっていくのではないだろうか。
なおクオリティを上げたバージョンが、コミックマーケット70で再販される予定だ。

・動画Studioじゅんじゅん (http://www2.tokai.or.jp/junjun3/index.htm)



Nostalgic for a nest

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「ARMORED CORE 2」をフィーチャーしたロボットバトルアニメーション。弾幕の中をくぐり抜け一心不乱に敵母艦の中心を目指してゆく勇姿にゲームをプレイしたことのある人は感動を呼び起されるかもしれません。戦いの中で過去の回想を含めているのも深い因縁があることを感じさせます。
「架空の未来世界の中でも不自然さの無い、戦場感・戦闘感を意識して作るよう努力しました。」(crawdia氏)
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パーツの詳細まで描かれたロボットや放物線を描くミサイル、火球を発するグレネードランチャーなどリアルに演出された世界観が戦闘シーンを緊迫感あふれるものにしています。

・MIST CROWN (http://mistcrown.nu/)

まどのそと

深海をモチーフとした海洋シューティングゲーム「Vacant Ark」のエンディングの後をイメージした物語。病室にこもる少女を連れ出す少年。追いかける医者が看護師を振り払いつつも、更にロボットの追っ手が追いつめていく。ロボットにより湖に放り込まれた少女に突如起きた変化とは……。
急激な坂を下るシーンなどは、音がなくても風を感じることができるほど爽快感にあふれたファンタジー要素満載の冒険活劇です。

・虚ろ舟 (http://tokyo.cool.ne.jp/itako-rider/)

ウェブの枠を越えていくFLASHムービー

個人制作のFLASHムービーが熱い! これまでインターネット上で一部のファンの間でしか知られていなかったFLASH作品が、ネットやFLASHムービーにあまり触れたことのないユーザー層にまで広がりを持ち始めたのは大きな飛躍である。FLASHムービー自体がネット上で多く見られるようになったのは今から5年ほど前だが、このようなブームが起きたのは2006年に入ってからとなる。そんな今のブームの先駆けとなった二人のクリエイターが生み出した作品をご覧頂きたい。


●Flashクリエイター:FROGMAN氏

■秘密結社鷹の爪

Taka_logo 秘密兵器や怪人を生み出し世界征服を目論むベンチャー秘密結社「鷹の爪団」。団員の吉田君やレオナルド博士の勝手な行動に日々頭を悩ませつつも世界征服の野望を抱く総統に加え、彼らの野望を阻むために登場するが、結構腹黒い一面も見せる正義の味方デラックスファイターなど個性的なキャラたちの日常を追った物語。

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■古墳ギャルのコフィー

Coffy_logo 前方後円墳型の女子高生で探偵気質なコフィーとマンション建設などで憂き目にあう四隅突出型墳丘墓のダニエル、天敵のドロシーや古墳少女たちの憧れの的のニントクなど、学園の仲間たちがおりなす愛と友情と毒舌にあふれる学園ドラマ。

どちらもFROGMAN氏が2006年4月にスタートしたTVアニメ「THE FROGMAN SHOW」で放映されている作品である。これまでにない型破りなキャラクタが生み出すシュールさが人気の作品だ。FLASHムービーがTVに放映されること自体が大変な驚きをもって受け止められていたが、万人にウケるその面白さがTV放映という快挙を生み出したのだろう。TVの放映は先週に大団円を迎えたが、これまでにはないシリアスな展開を見せている。関西地区の最終回の放映は今週のため詳細は伏せさせていただくが、気になった方はぜひ見てもらいたい。
また個人的にオススメしたいのが、島根県出雲地方に暮らす極貧黒人ファミリー菅井家のドタバタコメディ「菅井君と家族石」。2004年から05年にかけてネット上で話題を呼んだFLASHアニメであるが、秘密結社「鷹の爪」に登場するキャラの一部は、この作品からの出身であったりする。菅井一家の想定外の行動や会話は大きな笑いを誘うこと必至だ。
尚、「秘密結社鷹の爪」や「古墳ギャルのコフィー」のサンプル、「菅井君と家族石」のストーリーのいくつかは、蛙男商会のサイトで見ることができる。

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・蛙男商会 (http://www.kaeruotoko.com/)
・蛙男商会-movie (http://www.kaeruotoko.com/contents.html)

●Flashクリエイター:ラレコ氏

■やわらか戦車

Sample1 戦場で無類の弱さを誇り、猫にさらわれたりイタズラされたりという憂き目にあいながらも、常に生きのびることを考えながら、退却を続ける武器を持たない不思議な“兵器”。この作品が作られるきっかけとなったのが戦争映画であり、「人の痛みを知れ」という奥深いテーマが隠されているのも興味深い。


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■くわがたツマミ

Tumai 元モデルのママと現役バリバリの昆虫のパパとの間に生まれたくわがた少女。何でもつまんじゃうという得意技を持っているが、唯一、机の上の切手だけは摘まめないというお茶目な一面もあるツマミちゃんが、昆虫としての習性にほんろうされながらもたくましく生きていく様子を描いたショートアニメ。

ラレコ氏の生み出す作品は、いずれも魅力のあるキャラクターが特徴的だ。またそのキャラクター性を最大限に引き出しているのが、ユーモラスあふれた歌である。特徴ある歌声やメロディに心を奪われがちになりそうだが、ここは歌詞にも注目したい。オープニングソングでは、普通あらすじなどで紹介される主人公の名前や性格、家族構成、得意なモノ、苦手なモノなどキャラの特徴がすべて歌詞に込められている。はじめて見る人でもオープニングを鑑賞するだけで、作品の世界にスムーズに入り込んでいけるというスグレモノだ。ぜひ第1話のオープニングから見ていただきたい。

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・ウェブテント (http://www.geocities.jp/jugongordie/)
・やわらか戦車 (http://anime.livedoor.com/theater/2.html)
・くわがたツマミ (http://tumami.jp/)


【ギャップが生み出すおもしろさ】

両氏の作品に共通している点は、ギャップから生み出されるおもしろさだ。古代の墓である古墳を今時の行動的なギャルとしている設定や、世界征服を企んでいるにもかかわらず人情味あふれる鷹の爪団、兵器なのに柔らかく生き延びることだけを考えていて退却する戦車、人間とくわがたの間に生まれたハイブリッド生命体など、我々が通常持っているイメージを覆した発想をキャラ設定に取り入れたことがこれらの作品を面白くしている。

THE FROGMAN SHOWは既にDVDの発売が予定されているし、くわがたツマミは携帯ゲームにも進出している。FLASHの枠を越え、あらゆる方面に展開していくFROGMAN、ラレコ両氏のこれからの活躍に目が離せない。

はじめに

みなさんFLASHというものをご存じだろうか?
映画の公式サイトや企業のウェブサイト等でよく見られるダイナミックに動く映像は、たいて いFLASHで作られていることが多い。ウェブサイトのナビゲーションだけに限らず、アニメーションやゲーム、音楽再生などアイデア次第で無限の可能性を 秘めている非常に自由度の高いコンテンツなのだ。特に最近では、個人制作のFLASHムービーがウェブ上で注目を集め、動画系のコンテストで入賞を獲得す る程クオリティの高い作品が増えてきた。
そこでCloseUP Flashでは、個人クリエイターに着目し、彼らの制作したFLASH作品を紹介していきたい。

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