正月、七草、成人式、節分、バレンタインデー…。メジャーなイベントは今年に入って既に五つも迎えたわけだが、とにかく日本人は記念日好きである。特にゾロ目となる日には数多くの記念日が設定されている。2月22日も2が連続するということで222(にゃんにゃんにゃん)という語呂合わせから、1987年にペットフード工業会をはじめとするペット関連6団体により『猫の日』が制定された。
そんな猫の日にあわせて「にゃんにゃんにゃんフェア2008」を開催している株式会社竹書房では、フェアの一環として、人気の猫漫画「ポヨポヨ観察日記」「クロジとマーブル」の短編Flashアニメを制作し、2月18日より配信を開始した。
今回配信されるアニメの原作漫画の概要は以下のとおり。
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■ポヨポヨ観察日記(作:樹るう) |
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■クロジとマーブル(作:富永ゆかり) |
Flashアニメは株式会社礼音と映像プロデュースユニット indeproxが制作を手がけている。また監督を務めているのは月見堂氏。
月見堂氏といえば「花山院ですが何か?」を代表作とする長編アニメシリーズを中心に手がけられているが、短編ストーリーの極致である4コママンガのFlashアニメ化にあたってはどのような点に配慮したのだろうか? 月見堂氏に伺ってみた。
「4コママンガは断片化したシチュエーションが多いので、TVアニメのような20分間の枠内で整合性の取れたストーリー構成をするのに結構手間のかかるコンテンツです。そしてFlashアニメは逆に10分以上とか長尺に耐えうるクオリティーが出しにくいんで、互いの長所・短所を補う形での今回のコラボは、表現媒体・予算などの点からみても最適なメディアミックスだと思いました」
確かに「デジタルコミックにおけるFlashの活用」で紹介したように、4コママンガのFlashアニメ化は以前から個人制作で行われている。そんなFlashアニメ化によってマンガでは実現できなかった表現として音響(声優さん・SE・BGM)があるわけだが、その効果はどのように感じられているのでしょうか?
「今回CVでお声掛けしご参加頂いた葉月なのさんやTeam_Radio★Actress所属の堀達也さんは声質・演技とももはやプロの領域といっても過言ではないです。たとえば紙芝居でも声の演技力だけで臨場感が倍増するように、ライトなFlashアニメ制作でもこういった方達のご協力がなければ壊滅的にパワーダウンです。自分的には実際に上がってきたアフレコの音声データを頂くたびに『こういう抑揚が出せるのか~』とか、『こういう溜め方があるのか~』とか感心させられっ放しで、かなりイイ勉強になりました。一人で棒読み録音してるときには絶対味わうことのできない刺激ですね(笑)」
なるほど、Flashアニメ化において音響はやはり重要なポジションを担っているわけですね。では映像面についてはどのあたりに注意を払ったのでしょうか?
「今回の作品作りでもっとも気を遣った点でいうと、当然ですが原作の雰囲気を壊さないこと、ユーザーと原作の先生の支持が得られる内容に昇華することを念頭に制作しました。特にクロジ、マーブル、ポヨに対しては細心の注意を払って・・・(汗)
猫の日企画だし、この愛くるしいネコキャラファンの報復を恐れて(笑)
こう見えても決して自己満足な物ばかり作ってるわけでは無いんですよ~」
やはり原作のイメージっていうのは自分の身の安全を守る上でも重要ですよね(笑)。制作にはどのくらいかかったのでしょうか?
「今回自主制作ではなくてチーム体制で分業しましたので、良い制作スピードの中モチベーションが下がることもなくあっという間に完パケちゃいました。さらに今回、自分がモバイルの会社に身を寄せている事もあって、ムービー配信にもチャレンジしました。それぞれライトなコンテンツである4コマ×Flash×モバイルの相性は抜群です。」
ライトなコンテンツであるからこそモバイル分野にも打って出ることができる4コマFlashの今後の展開に期待したい。
月見堂氏の紹介にあったとおり、ニャン×3キャンペーン公式サイトのほか、NTT DoCoMo ならびに au の携帯電話でも無料で視聴することができる。
(一部ご利用頂け無い機種もございます。またパケット代は別途かかります)
竹書房、礼音、indeprox は今後も共同で連載漫画のFlashアニメ化に積極的に取り組む方針であるという。

































