
東映のオリジナルアニメーション『虹色ほたる~永遠の夏休み~』は5月19日から全国の映画館で封切りされる。最近では「ONE PIECE」「プリキュア」など、アクションシーン満載のアニメを得意とする東映アニメーションスタジオだが、この作品は日本の大自然を舞台に、誰の心の中にもある永遠の夏休みの中で『ひとりの少年の成長』と『人との絆』を圧倒的な映像美で描いた、懐かしくも切ない感動ファンタジーである。
同名の原作は、著者・川口雅幸氏が自身のホームページで連載していた小説が人気投票サイトで上位にランクし、出版に至ったという経緯を持つ。本はアルファポリスから刊行、文庫版も含めて40万部を突破している。
父親との思い出・昆虫採集・花火・夜店・夏祭り・子供同士の友情・そして淡い初恋…。『虹色ほたる』の要素をピックアップすると、今は失われつつある、懐かしい日本の夏の姿が浮かんでくる。
過激な視覚表現のアニメが乱立する風潮に一石を投じる『虹色ほたる』は、デジタルアニメ技術を一切使用していない。緻密な画面にアニメーターたちの努力と愛情がこもっている、全編手描きの純アナログアニメーション。
温かな日本人の原風景、人の絆、雄大な自然、生き生きとした少年少女たちの姿を圧倒的な映像美で描き出している。












